飲みづきあいの手法 [読み人の雑記]
ひさしぶりの親戚の飲みを付き合って、
飲みづきあいを思い出した。
郵便局の職員時代、飲み会は週三回。自腹。
飲みたくなくとも、飲む。それがこの世界。
郵便局というと、ゆったりしたイメージ?かな。
実際はそんなことなく、めっちゃ体育会系。
新人ともなると、すべての飲み会強制参加。
1年目はまだお客様なため、飲めばOK。
2年目からは場所取り、注文取り、精算すべて担当。
飲み屋捜しに、まじ走る。3次会までは普通。
1時まで飲んで、次の日窓口。営業もし、お金もきっちり合わせる。
きつかったな~。
そんな中で学んだ飲みの付き合い方。
先輩方はみんな酒に強い。
そこで・・・。
酒を作るのも、注文も僕の役目。
まずはウーロンハイを頼むふりをして、僕だけウーロン茶。
すぐ紅くなるから、ぜんぜんバレない。
そして、ボトルの場合は、先輩は2倍の濃さにして、
僕は薄め。ときにはアルコールは入れず(笑)
日本酒の場合は、口に入れつつトイレでぺっ・・・。(蔵元さん、ごめんなさい)
2年目で世話になったのが、コロナビールとジーマ、そしてカシスウーロン。
まだまだ酒の飲み方を知らず、苦くないものを飲むのに重宝。
若いうちは、こんなものを頼んでも可愛がられるし。
コロナはたいていライムが付いてくるので飲みやすかったなあ。
転職して、飲み会はみんな経費だし、1次会で終わる。
10時前に終わるなんて信じられなかったあの頃。
いつも帰りたいって思いつつ、我慢してたなあ~。
今は好きな時に飲んで、好きな時に帰る。
これはこれで幸せだが、あのころがあったからいろいろ学べた。
今の新人さんはこういうことはないみたい。
うらやましいと思いつつ、飲みづきあいで学んだこと多いんだよね。
今の会社でうまくいってるのも、あのころのおかげ。
研修費とか、可愛がってもらった時間とか、郵政には申し訳ないとも思ってるけど。
その分、元郵便局員っていうのが使える人間と思われるように必死に頑張ってきたから、
許してね。
おいらは頑張ってますよ、郵政さん。
大変なのも伝えてますよ。お互い頑張りましょう。