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道尾 秀介 著: 向日葵の咲かない夏 [読書(ホラー)]

道尾秀介 著: 向日葵の咲かない夏

ツタヤのランキングでも上位、ダ・ヴィンチでも取り上げられているなど、
注目はしていた。

しかし、上位にあがっている期間が長く、ついに購入してしまった。
内容を少し。

小学生の主人公が、友人の自宅に向かうと友人は首をつって自殺していた。
そんなところから、物語が急展開する。

そして、もう一段階・・・。

その友人が、なんと蜘蛛になり生まれ変わって、主人公の前に現れる。
まるで空想ホラー小説のような。

読み進めるうちに、容疑者らしき人物が複数挙がり、
奇想天外なキャラクターたち。

最終的には、主人公も疑いたくなる不気味な作品。
そう、終始、不気味な作品なのである。

描写ひとつひとつが気味悪い。
読み終わっても、ずっと印象に残っている、不気味で怪しい作品。

後味が非常に悪いが、ここまで強烈だとある意味おすすめ。

 

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

  • 作者: 道尾 秀介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/07/29
  • メディア: 文庫



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