柳井 正 著: 柳井正の希望を持とう [読書(ビジネス書)]
柳井 正 著: 柳井正の希望を持とう
ここ最近、現役の経営者の本を読んでいなかった。
大学生の頃は、よく読まされたものだが。
自分の中で、なるほどと思える経営者のひとりであった柳井氏であったため、
ようやく著者の本を読めたという感じ。
考え方は、まさに僕が日々思うことと同じで、とても安心した。
ルーティンワークに埋没するのではなく、社員ひとりひとりが経営者感覚でいること、
また、新しい仕事は常にあり、優秀な社員はそれが宿命であること。
背中を押された感じがしたし、
そろそろ自分の限界を自分で作ってしまいそうになっていたので、
非常にプラスになった。
学習する意欲も出たし、部下を育てることの重要性も理解できた。
ついつい辛抱強く教育するよりも、自分で仕事をしてしまいがちだった。
彼らを教育し、次世代を気づくことが会社、ひいては社会のためだ。
それも管理職の役割として、しっかり取り組まねば。
震災や円高で、国内企業が海外へシフトし、国内産業が空洞化する危機だという。
そんな中、我々が奮起し、よりよい社会、また倫理観だけでなく、
経済も回復させられるように頑張ろう。