仕事は時間つぶしである [読書(ビジネス書)]
三田 紀房 著 : 汗をかかずにトップを奪え!
ドラゴン桜の作者が著者。
設定上はドラゴン桜の主人公、桜木が本書を書いているという設定。
この漫画をご存知の方は間違いなくはまれる!
わかりやすく、少し過激。そして説得力がある。
仕事は、最高の時間つぶしと思え。
この考えは面白い。気持ちが楽になる。
たしかに休みは必要だし、僕も欲しい。
しかし、長い休みは不安になるし、だんだんやることがなくなる。
むしろ仕事がしたくなる。
まあ、だからこそ休みの日にこんなビジネス本を読んでいるのだが・・・。
その反面、僕は日曜日の夜が嫌いだ。
明日から仕事が始まる。憂鬱だと。
相反する気持ちを持ってしまうから、僕はたちが悪い。
本書でもそういった気持ちに対しては、「休みの日でも仕事を忘れないのはいいことだ。」
と書いている。
休みの日、ホンの10分でも仕事を思い出そう。
すると翌日の仕事への持って行き方もスマートになる。
エンジンに例えると、完全に止めてしまうと(0にしてしまうと)、
そこから走り出すのにはかなりの労力が生じる。
多少、嫌な思いをしても、仕事を思い出す。
すると、エンジンのスタートがスムーズになると。
なるほど、暇つぶしである仕事を、ホンの10分くらい思い出してもバチは当たるまい。
責任感、とても重要であるが、ついついそれに押しつぶされそうになる。
本書により、仕事に対する気持ちが楽になった。